俳句はどうやら江戸時代に盛んにつくられるようになった伝統的な日本の詩だそうです。
俳句の基本的なルールは、五・七・五の十七音でつくることと、季語を盛り込むこと、そして切れ字を読み込むことですわね。
季語を選ぶには季語辞典などを使うといいですわ。
原則として一つの句に一つの季語を使いますのよ。
そして四季の移り変わりや自分の気持ちなどを短い言葉に置き換えます。
そういえば短歌は五・七・五・七・七ですね。
短歌よりさらに短い俳句には、より気持ちがぎゅっと込められているのかもしれませんわね。
俳句は気取ってつくると重い印象になってしまいます。
普段の生活の中で気づいたことや感じたことをそのまま表現します。
小さなメモ帳を持ち歩いて、いいフレーズを思いついたらメモしておきましょう。
そして落ち着いた時間にでも俳句作りにいそしんでみては?
ブログにつづってみたり、コンテストに応募してみたり、俳句サークルに入ってみたり。結構まわりでみなさん、楽しんでらっしゃるようですわよ。
ここで、私も一句。
「酷暑かな 蝉がなかない 日が続く」
ひねりもなにもない、そのまんま。。。
これから腕をあげていきますわね!
◆春の季語
菜種梅雨…菜の花が咲くころに降りつづく雨のことです
初音…早春にウグイスが初めて鳴く声のことです
朧月
土筆
◆夏の季語
土用波…台風の影響でたつ大きなうねりです
蚊遣火…昔は松葉、蓬草、陳皮などをくゆらせ煙で蚊を追い払っていました
蓮の花
◆秋の季語
月の秋…秋は最も月の美しい季節ですね
あきつ…とんぼのことです
草の花…名もない草花のこと
◆冬の季語
寒椿…花の少ない冬に咲く椿です
寒雀…ふっくらとしている冬のすずめです
冬木立…葉が落ちてはだかになった冬の樹木が立ち並ぶ様子のことです